【不動産購入】確認すべき10のステップ
2022年07月29日
マイホームを購入するとなったら、情報収集からはじめますよね。
『いいところが見つからない』『良さそうなところがあったけど、どうしたらいいの?』など、
様々な疑問が生まれると思います。
これから不動産をご検討していく上で、どのような流れで購入手続きが進んでいくかを知っておくと、
スムーズに手続きを進めることができます。
それほど、大事な要素となるのです。
今回は、不動産を購入する際の流れや注意点についてまとめていきます。
【不動産購入の流れ】
① 希望の条件を整理する
② 物件の情報収集
③ お問い合わせ・物件見学
④ 住宅ローン事前審査
⑤ 購入申し込み
⑥ 重要事項説明
⑦ 売買契約
⑧ ローンの本申込み
⑧ 残金決済
⑨ 引き渡し・入居・不動産登記
1.希望の条件を整理する
・将来の事も含めて、家族構成に応じた部屋数
・どういう間取がいいのか(キッチンやリビングのこだわりなど)
・どんな設備がほしいのか
など、譲れない要素を決めて行きましょう。
ただし、あれもこれもは叶わないので、優先順位を持つことが重要です。
2.情報収集
希望エリアが決まっていない場合、
まずは物件サイトで「郡山市内」とエリアを広くして、
間取りや広さなどの条件を入れて検索してみましょう。
物件の価格の相場感を知ることができますし、
様々な物件をチェックすることで、だんだん条件が固まってきます。
3.お問い合わせ・物件見学
上記で気になる物件が決まったら、不動産会社にお問合せをしてみましょう。
中古の場合だと入居中の場合もあるので難しいところですが、
見学希望日を伝えれば不動産会社で調整をしてくれます。
希望を伝えれば、一日にまとめて見学をすることも可能です。
効率よく見学スケジュールを立てていきましょう。
4.住宅ローンの事前審査
物件探しと並行して、住宅ローンの相談もしましょう。
ご自身の状況・タイミングによっては、ローンの借入ができずに
物件購入を断念せざるを得ない場合もあります。
不動産会社に相談して、銀行の事前審査を行い、融資の借入承認が降りていると
安心して物件をさがすことができます。
《事前審査に必要な書類》
□ 本人確認書類
□ 収入証明書類
□ ローン書類
《審査されるポイント》
□ 健康状態
□ 年齢
□ 勤続年数
□ 物件評価
□ 返済負担率
□ 個人信用情報
5.購入申し込み
物件見学を重ねて、「これだ!」と思った物件に出会えたら、
お申し込みを行いましょう。
意思表示をして、購入申込書を記入します。
6.重要事項説明
だいたい契約と同日に重要事項の説明が行われる。
売買される物件の契約内容について、きちんと確認しておこう。
《確認事項》
□ 登記事項証明書の記載事項
□ 各種不動産購入にかかる法律
□ 住宅ローンについて
□ 規則や制度について
□ 物件情報
□ 売買金額や決済日
□ 税金の記載
□ 特約事項
7.売買契約
このタイミングで「手付金」を支払います。
手付金は、売買契約を締結する際の証明として買主様から売主様へ支払うもので、
一般的には売買代金の一部として充てられます。
売買契約書や重要事項説明の内容で不明点や疑問点を解消して、署名・押印をする。
契約後の解約となると、手付金を放棄せざるを得なくなる。
また、契約書に定めた期間をすぎると、違約金が発生することになるので注意をしましょう。
8.ローンの本申込み
売買契約が成立したら、住宅ローンの本申込みを行います。
本審査を経て、無事に承認されれば、金融機関と金銭消費貸借契約を締結します。
9.残金決済
残金決済とは、購入価格から手付金を引いた金額をすべて支払いをします。
この際に、銀行の融資実行も行われます。
住宅ローンの本申込みは、事前審査とは異なり、1〜2週間ほどかけて金融機関や保険会社が審査をします。
10. 引き渡し・入居・不動産登記
いよいよ物件の引き渡しです。
物件の引き渡しには、司法書士による所有権の移転登記や保存登記も行われます。
■所有権移転登記 中古物件を購入した時に、売主から買主へと所有権が移転したことを示す登記
■所有権保存登記 新築物件を購入した時に、所有権を持つ人を証明する登記
【注意点・確認すること】
□日当たり
□周辺環境
□交通手段
□臭い・音問題はないか
□ゴミ置き場
□水回りに不具合がないか
□今使っている家具を置けるか
□近隣住民問題(治安)
□お子さんの通学路
□利便性は充分か
□電波のつながり
□建物の傾き
□駐車場
不動産を購入する際の流れについてまとめてみました。
不動産をご検討される際の参考にしてみてくださいね。